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2024-07-09 13:33:00

プログNO2- [SHWEITZER博士と対立した食養家桜沢恕一とは?}

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合へ東洋の食養生を世界的な有名人SHwEITZER博士を介して、世界へ紹介してもらおうと、アフリカ・ランバレネを訪問した。しかし、結果的には、桜沢師は、追い出されることになる。桜沢師は、石田左玄(医者・薬剤師という江戸時代の福井藩主の典医の家系)の下で、病弱な体を治してもらった体験より、中国の易学を陰陽の原理から、独自の食品分析表を作成し、玄米を主食として、中庸の位置=中心/理想の食物に、その他の食物を、k/陰とNA/陽とに、分析して、食養法を紹介している。けれど、中国の易学を参考にしているが、難しい弁証法を使用せず、さりとて、西洋のKとNAとの働きの強さを示し、分光器での色分けもしている。まさに、彼独自の日本人が、簡単に、応用可能な食品分析表である。さらに、20C に、入り、西洋では、「窒素雲隠れ現象」は、よく、知られていたが、その理由は、わからなかつた。しかし、フランス人のケル・ブランは、肉食は、そのまま、体内で、肉体を構成するアミノ酸になるのではなく、体内では、まず、炭素に、返還されて、その後、炭素が、たんぱく質―アミノ酸に、変化することを発見していた。いわゆる、「体内元素転換現象」である。桜沢師は、肉食をしなくとも、草食動物のごとく、玄米を食べても、体内で、たんぱく質を生産できる。肉食を食べなかったので、日本が、負けたというのは、非科学的であると日本人の玄米主食の正当性を主張した。この桜沢師の弟弟子ともいわれた、MD森下敬一も、適塩・玄米主義者であった。さらに、この2人と同様な主張をしていたのが、国立岐阜大農学部の解剖学者の手嶋喜久男教授であった。MD森下は、強化食品として、高麗人参を紹介したり、琵琶温灸、モリジン,太陽石の水を紹介して、幅がある。さらに、手嶋教授は、MD森下と異なる視点であるが、東洋哲学の物心一如説をも含めて、1:腸管造血説、2:細胞可逆説。3:細胞新生説の3説に、到達していた。これら、3人の主張に対して、当時の生物学、医学の定説は、1:骨髄造血説。2:生物の異化・同化作用とがあるが、両者の可逆は、教えていない。3:ウィルヒヨウの細胞分裂説であった。さて、農学者手嶋教授は、「生命は、物体でなく、波動で、周期性を持つ。」と主張していた。それなら、波動として、周波数があるはずであり、周期性もあるということになり、万物・人間が、恒常性を持っことであり、これから、外れたら、修正して、元の状態に、戻らないと。生命として、生きられないということを意味するのである。それ故、手嶋教授は、人間生命は、物心一如の存在で、健康維持は、[気・血・動の調和である。」といい、「気=精神/明るくプラス思考を持ち・血=自然に従い、正しい食物と生活・動=毎日を、怠けず、よく働くこと。」が必要であるが、特に、精神は、本人が、老子の教えのごとく、本人の心が、決定するもので、医療従事者は、主体者ではなく、援助者であることになり、丸投げは、どちらにも。不幸をもたらすことになるということだ。SHWEITZER博士の糖尿病を治したのは、友人のMDゲルソンであるが、学生時代に頭痛を野菜ジュースで直した、経験から、糖尿病は、全身の代謝障害という確信があり、80才の博士をなおすのである。それ故、博士は、90才で、ノーベル平和賞をもらうことができたので、友人ゲルソンを天才と呼んでいた。玄米至上主義者の桜沢師は、糖尿尿で、自殺まで、考え苦悩した博士の心情まで、考えなかったのであろう。それ故、博士は、桜沢師を追い出したのだろうか?確かに、ゲルソンは、医食同源の治療であるが、日本の手嶋教授とMD森下のごとく、明確な理論/病理論を持っていたとは、思わないが?それは、COFFE―浣腸を採用しているが、老廃物を排泄する医学的明快な理由を述べてない気がするからである。さて、話を戻すと、日米双方,1960-70代は、成人病の医療費の高騰で、政府が、将来を危惧した時代で、日本では、1960年後代-66,68年、国会レベルで、論争が起こったのである。MD森下の半断食の適塩・玄米食による摂食の栄養治療でなく、逆方向飢餓の半断食治療と癌研の3大標準治療(手術・放射能・抗ガン剤〉との対立であり、政府は、癌研の主張を、採用しました。さて、癌研とは、千葉にある日本最高峰の癌研究所のことだ。今は、癌は、生活習慣病であるが、私の学生時代は、成人病という名称であつた。MD森下は、代謝治療-自然退縮の方法なので、癌研の腫瘍を、外的に切除する手術・放射能・抗ガン剤投入は、MD森下からは、副作用のある対症治療で、真の予防医学ではないと主張した、癌研側は、「ガンは、突然異変により、細胞分裂して、拡大した悪性腫瘍である。」ので、治療は、早期発見・早期標準治療に限るという方法である。それ故、宮城方式といわれる「肺がん早期発見法」というバスに集団検診が元東北大学長の黒川利雄先生により、開発されたのもこの時代である。。わが大学の学長も医学部出身者が多くなった時期である。では、現在日本の死因の3位まで、生活習慣病で,2人に、1人が、癌で死別する時代になり、毎年1兆円以上の医療費増大になっています。なぜ?解決策は?この問いと回答が,NO 2,3のプログの内容です。まず、日米比較すると、死亡者の比率が、米国は、減少しているのに、日本では、実際は、減少していません。でも、厚生省の発表では、癌死亡者数が減少してますと公表している。その理由は、日本のシニアの年層を統計から除外したのです。おそらく65歳以上の年令層は、癌になる率も多くなるはずです。何故?都会暮らしのシニアと地方・田舎暮らしのシニアでは、最新の治療を受ける機会に、時空の差があるので、特に、これらの差を統計に入れると正確さがなくなるという理由を述べています?米国のDATAでは、シニア層を除外してないはず。話を戻して、米を食べ、ステーキを食べないので、日本は、負けたという米国-ある米軍の幹部の話しがあったそうだが、米国も、70年代になって、38代フォード大統領の時期に、つまり、1973年~1975年のコーネル大のキャンベル教授の「CHINA STUDY」で、中国人のガン死亡率を調査した結果、肺癌は、「細胞核のDNAの故障が、原因よりは、食物が、原因であるかも?」を科学的に証明したDATAです。米国国会は、その後、1977年、有名なマクアバン報告書を公表した。私も、驚いたが、「米国成人病の原因は、食源病であり、解決するには、正しい食事が、必要である。日本の元禄以前の日本食が理想の食事である。」という内容であった。しかし、マクアバン議員は、選挙に敗北しました。肉業界からの反対の結果でした。人間のDNAは、食事や科学的他の因子により、影響されることの証拠です。現実は、必ずしも、正義が勝つとは、限りません。善は、先に打たれ、最後に、勝利するものです。「悪事、千里を走る。」とは、よく言ったものです。逆に、日本は、戦前までの和食から、戦後、戦勝国米国のパン・牛乳・肉食中心が、次第に、国民食になり、主食であるコメは、変わらないが、玄米主義者は、約20万人しかいないという現状である。米政府は、90年代になり、食事改善目標を作成―例:「5A DAY」=1日に、5種類の野菜を食べよう。その効果は、93年には、がん死亡者数が、1.1%減少し、95年には、日本の野菜消費量を超えた。97年には、桜沢師の弟子/久司道夫が、1000万の賛同者を獲得し、桜沢師の目的を凌駕した。私が、渡米したのが、85年であるが、NYのマンハッタンのど真ん中に、仲間の経営するすし店/ジャパニーズレストランが、米国人の健康志向の影響で、にぎわっていた。